伝統工芸に触れて

2015-01-26

先日、阪急うめだ本店9階で開催している金沢・加賀・能登展へ行ってきました。
北海道物産展もすごい人気だけど、金沢も負けてなくって大賑わい!
輪島キリモト・桐本木工所の桐本泰一代表と出会いました。
漆塗りはなんとなく知っていたものの、代表桐本さんの話を聞くほど、
伝統工芸の良さと魅力や、
伝統を守り貫こうとしている代表と職人たちの情熱と真念が伝わり、胸が熱くなりました。
漆はかぶれる。
何度も何度も塗ってはふき取り、塗ってはふき取り。。。
湿気と共に漆を何度も重ね塗る。
出来上がった物は、年月が経てば経つほど色味が変化し、味わい深いものに仕上がっていくという。
桐本さん自身が、ブースに立ち、使う人の声を直接聞く。
プロダクトデザイン設計し、職人に思いを伝える。
職人が「もうこれでええっちゃ!」と妥協するも「まだこれじゃあダメっちゃ」と妥協を許さない桐本さん。
(北陸の方言、確かこんな感じで話してたような・・・)
伝統工芸技術を現代風にアレンジすれば、同業界からのバッシング。
今、安くてそこそこの物が手に入る時代。100円ショップで大概の物が手に入る。
モノが溢れている時代だからこそ、モノに愛着を持ち、大切に長~いお付き合いができる、
そういうモノが自分の傍にあっても良いのではないか。
生きるためにご飯を食べるのではなく、
「美味しいそう!」「うん!美味しいね!」と心にも栄養が行き渡る様な食事をとりたい。
輪島キリモトの器は、そう思わせてくれる名脇役になりそうだなと感じました。
 
今、また次の世代が父親の背中をみて、未来へ引き継ごうと決意されたようです。
桐本さんの息子さん 桐元滉平氏。
いつも仕事ばかりで家族旅行は今までにたったの2回・・・
だけど、息子さんには伝統を守る父の気持ちが伝わっていたのだと知ったのは、この記事を見てから。
NOIZインタビュー記事
 
私自身、桐本さんと出会い、日本の伝統に触れて、
モノに対する価値観が少し変わったきっかけとなりました。
日本の伝統は、時代と共に形は変わっても、やはり未来へ引き継いでいくべきだと心からそう思いました。
 
輪島キリモト・桐本木工所